公庫担当者との融資面接で準備するものと実際に聞かれたこと

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どーも、ケータです。

今回は日本政策金融公庫の担当者との面接について、実際に私が聞かれたことをご紹介します。

人それぞれケースバイケースで違いますが、かなり参考になると思いますよ。

この面接時にあったことや記入用紙については参考になるので公開してくださいと担当者さんから直接OKを頂いたので公開しております。

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面接担当者との面接に向けての準備

日本政策金融公庫に融資を申し込んだら、担当者から面接の日時と場所、面接時に必要な書類が書かれた書類が郵送されてきます。

参考→飲食店を開業するためにどんな書類を提出すればいいの?

面接に持参するもの画像
こちらの紙に日時と場所、当日持参するものが書いてあります。

日本政策金融公庫で面接することもありますし、私のように物件がすでに決まっているような方は現地の商工会議所で面接がある場合もあります。

日本政策金融公庫担当者は敵ではない

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面接と聞いてほぼ100%の方が不安に思って夜も寝る事ができない事でしょう。そりゃあこの面接で私達の将来が決まってしまうといっても過言でありませんから。不安になる気持ちは良くわかります。私も面接の日まで寝られない日々が続いた一人ですから。

しかし、面接をしてみたら分かるのですが、日本政策金融公庫の担当者さんは敵ではありません。

むしろ担当者さんは何とかしてあなたの創業をサポートしようとしてくれている心強い味方です。そのため面接もあなたを落とすためのものでは無く、あなたの融資をなんとかして通したいからそのための判断材料が欲しくて面談をしてくれているんです。

担当者はそういう想いで面接に臨んでいらっしゃるので担当者さんの気持ちに応えるべく準備をする必要性があります。

面接時にはスーツで行くこと

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これは社会人として当然のことです。人間第一印象で殆どが決まってしまいますので普段着ではなくスーツを着ていきましょう。

女性の場合はリクルートスーツのようなものが望ましいです。男女共通なのはピアスなどのアクセサリーは外し、ナチュラルな髪の色で望むことこれはポリシーだからはずせないと言う方、そのようなポリシーは融資に一切関係ありません。融資が無事に通ってから改めてアクセサリーをつけるなり、パツキンにするなりしましょう。

原則、一人で面接に望むこと

書類の一番下にも小さく記載されていますが、これも当然です。不安だからと言って税理士や一緒に仕事をするパートナーを連れて行くことはダメです。

面接に持参するもの画像
下の【お願い】の部分に小さく書いてありますね。

面接担当者も一人で面接しに来られますし、担当者は経営者であるあなたと今後にかかわる深い話をしなければなりません。そんな大事な場に第三者を連れてきてしまうと、あなたは本当に真剣に創業を考えていますか?と受け取られる可能性があります。

どんなに不安でも面接には一人で望むようにしましょう。

面接当日に私が聞かれたこと

事前に物件契約をしていた私を例に出しますと、以下のことを聞かれました。私の場合事前に提出した事業計画書で大体のことは押さえていたので面接時に深くまで突っ込まれることはありませんでしたが、以下のことを聞かれました。

  • お客様のターゲットがコンセプトよりも実際は違うのではないか
  • ディナーの料理単価が安すぎるのではないか
  • 店の回転率について
  • 元金猶予期間を設けるか否か
  • 店の駐車場はあるのか。また何台停められるか
  • 席数はいくら設けるのか
  • 営業時間は何時から何時までか
  • 融資は一般貸付か生活衛生同業組合を仲介して行うか
  • 店の利益は十分に出るのか

かなり綿密に事業計画書を作ったら聞かれるのはこの程度です。へ?こんなもんかと思われるかもしれませんが、日本政策金融公庫側が腑に落ちない事業計画書を提出しているようだとかなり突っ込まれます。

この中で謎な部分は融資は一般貸付か生活衛生同業組合を仲介して行うかでしょう。

これは簡単に言うと組合を通して融資を受けるか受けないかです。組合に加入してから融資を受けると金利が0.9%ほど安くなる制度ですよって事なんですが、結論から言うと入らないで良いです。

金利は安くなるんですが、年会費がかかるためトータルで支払う額はそんなに差がありません。

今日のくくり

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実は面接終わってから担当者さんに、『正直もっと突っ込まれるかと思ってました。』とポロッともらしてしまったんですが、

『開業しようとしている職種で相当年数実績がありますし、事前に提出された事業計画書をみんなで目を通させてもらったのですが、スッと入ってくる内容でしたし、全て腑に落ちる内容だったので聞くことが少なかったんです。職業が数年でコロコロ変わってしまっている人がいきなり飲食で開業しますってなったり、店の回転数や単価、融資額が非現実的だと私どもも突っ込んで聞かざる負えなくなります。』

と仰っていたので事前に作りこんだ事業計画書がいかに大事かという事、そして現実的な数字を書く事の重要性がわかりますね。

面接より以前の融資の申し込みに必要な書類の書き方や流れについては前回の記事を参考にしてくださいね。

参考→飲食店を開業するためにどんな書類を提出すればいいの?

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