どーも、ケータです。
今日は厨房機器のメーカー選びです。冷蔵庫1つとっても各メーカーが同じようなものを出してるのでどれを選んだらいいか分からん!ってなります。本当にいっぱいあってどれを選んだらいいのか分からなくなるんですよ汗
そんな私が業務用冷蔵庫選びのポイントを今回はご紹介します。
基本中の基本。新品を選びましょう。
冷蔵庫や製氷機は基本的に中古はNG。業務用機器は10年持つと一般的に言われてますが、私の体感だと大体6年すぎた辺りから壊れ始めます。
もし中古で買ったものが2013年製のものだとするとすでに4年間不眠不休で働いてます。それに使っていた店がどういう風にメンテナンスしているかも分からない状況で高い金を出してまでリスクを買いますか?ってなると大概の人は手を出さないはずです。
年式が新しいほどランニングコストが安い
ジャ〇ネットでも技術革新によって当社比でこれだけ省エネなんです!って大々的に謳ってますね。これは業務用機器にもいえることで、同じメーカーの同じ製品でも1年違うだけで約1000円位違ってきます。
という事は2013年製のものと2017年製のものを比べると3000~4000円くらい違ってくることもあると言うことです。
これは大きい!塵も積もれば山となるですよ。この浮いたランニングコストのお金で5年後に同じ冷蔵庫をまるまる1台分買う位の金額は捻出できますよ。
自然対流式のものよりも強制対流式のものを
自然対流式と強制他流式の違いをザックリ言うと自然対流式のものは家庭の冷蔵庫のような冷媒の力で徐所に温度を下げていくやり方。強制対流式はその名のとおりファンでもって強制的に冷蔵庫内部の温度を下げてしまう方法です。
複雑な構造を必要としない分、自然対流式のほうが安価になので、自然対流式で全然かまわないでしょってなりがちですが、ここは強制対流式を選ぶのが正解。
飲食店て冷蔵庫の開閉数がほんと半端ないんです。オーダーが入るたびにパタパタと扉を開け閉めするのですぐに冷蔵庫の温度が設定よりも2~3℃平気で上がります。
冷蔵庫内の温度が上昇してしまうと食材も痛みやすくなるので速やかに設定温度まで戻してやる必要なあるのですが、ファンがないとなかなか温度が元に戻りません。そうなると廃棄率も高くなるんですよ。
それに自然対流式のものは冷蔵庫の中に直接冷媒が入っているのでその冷媒の周りが段々と霜がついて凍ってきます。そうすると定期的に霜取りをしないといけなくなるのでメンテナンスも面倒です。購入時に数万円ケチってしまったがためにずっと小さなストレスを抱えて仕事をする羽目になります。心の安定を買う意味でも強制対流式を購入しましょう。
各メーカーはどれを選んだらいいの?
これは結論としてはお好きなメーカーを選んでもらってかまわないです。田舎だとホシ〇キの製品を入れているとこがほとんどですが、私個人はおすすめしません。なんと言っても高い!そして対したメンテナンスをしないのに月々結構持って行くとのこと。(知り合い談)
もしホシ〇キをチョイスされるのなら購入から5年間はメンテナンス無しで購入するのが良いです。故障するのは5年目以降がほとんどなので要らぬ費用はかける必要性無しです。
私は広島のテンポスで購入予定です。前回の記事にもあったように厨房機器なんて値段があって無いようなものです。こちらのHPを見てもらえばよ~く分かります。⇒テンポスドットコム(テンポスのHPまで飛びます)
チョイスしたのは福島工業。理由は単純に他のメーカーに比べて安いのと、もともとシェフをしていた店の冷蔵庫がこの福島工業の製品のOEM品だったからです。店がオープンしてからすでに8年経過してましたが、冷蔵庫、製氷機ともに故障0というのもポイントでした。
ちなみにテンポスはオリジナルの商品も多数取り揃えてます。特に食洗機はシェルパっていう食洗機専門メーカーのOEM品ですし、新品でもかなり安価なので(中古と値段が変わらない位)オススメです。
今日のくくり
店の冷蔵庫選びもちゃんと考えておかないと痛い目に遭うので妥協せずにチョイスしましょう。そうすれば要らないお金をかけずに済むので他の部分にお金も回すことが出来ます。
もし、自分で選択するのが難しい場合は飲食店を数多く手がけている施工業者に頼むのが一番だということを忘れてはいけません。両方を天秤にかけて考えてみるのが最良の選択です。
それではディ・モールト楽しい料理を。