どーも、ケータです。
お店をやるにあたってかなりの大金がかかるのがこの厨房機器。私は僕はカフェがやりたいからそんなに厨房機器が充実してなくても全然大丈夫だ!っていう人はこの先の記事は参考にならないかも知れません。
私の開店予定のお店は町の洋食屋さんなので、厨房機器もかなり充実する予定です^^
目次
なぜ厨房にお金をかけないといけないのか
田舎で飲食店を開業しようと思っている人は家族経営で店を運営する生業として考えている人も多いのではないでしょうか。そういう人こそ厨房機器は自分の思っているよりも充実させたほうがいいです。
なぜなら自営は思った以上にハードだから。
飲食店は料理を出すだけが仕事ではない
これは飲食に限ったことではありませんが、料理をする以外にも毎日の売り上げを計算したり、買出し発注したり、企画立案、広告を考えたり。スタッフを雇うなら人事もありますね。これだけやることが一杯なのに厨房設備が充実してないと予想以上に仕込みに時間がかかったり、後片付けにも時間をとられます。
厨房仕事だけで体力のほとんどを奪われ、心も疲弊して笑顔消え、徐々に正常な判断ができなくなります。こうなってしまっては何のためにお店をオープンさせたのか分からなくなりますね。
サービス業はどんな時でも笑顔が大事なのにそれすらもなくなります。
後で追加するには初期投資の時以上にお金がかかる
厨房機器は資金に余裕が出来たら追加したらいいじゃんっていう考えの人もいるかも知れませんが、後から厨房機器を追加しようと思ったら最初考えていたときよりも費用がかさんでしまう場合がほとんどです。
まずガスも電気も後で追加するには専用の配管、配線を引く必要があるからです。厨房機器は家庭の100Vとは違い、200Vの動力で動かすのを前提に作られてるものが結構あります。この動力は回線を引くのに別途でお金がかかります。
食洗機を導入する場合は給湯器を買い換える必要が出てきますし、食洗機の種類によっては後からダクトフードを追加する必要もあります。スチームコンベクションを導入する場合、ガス使用ならガス配管とダクト、電気の場合なら動力とダクト、場合によっては電気容量を増やす必要もあります。
それに一番の問題は、改装のためにお店を休まないといけなくなるから。
これは本当に痛い痛い。仮に施工するのに4日かかったとしましょう。一日の売り上げが5万あるお店だと20万の損益ですね。それに厨房機器と工事費ですから考えなくてもすごい損と言うことが分かるはず。
優れた厨房機器は優秀なスタッフを雇っているのと一緒
優れた厨房機器は優秀なスタッフを雇っているのにも等しい働きをしてくれます。
例えば温泉卵を作る場合69℃のお湯で30分加熱して作るのですが、スチームコンベクションを使えば温度と時間を設定するだけで後は勝手に作ってくれます。最低限の厨房機器でやろうとおもったら付きっ切りでやらないといけない仕事がほぼ指先1つ。しかもコンベクションで調理している間に自分は他の仕事が出来ます。
人を雇うには余計なお金がかかるが厨房機器は初期費用+ランニングコストで済む
これも大きいですね。スタッフを雇うには賃金の他に交通費やら各種保険がかかりますし、厨房機器は初期費用がかかるだけであとは毎月のランニングコストが発生するだけです。
それにスタッフを雇うとそのスタッフに教育をする必要も出てきます。優秀なスタッフでも一度では理解してくれないので何回も何回も同じことを教える必要があるのでどんどん自分が削られていきます。
今日のくくり
いかがでしたでしょうか。もし最低限の調理器具で開業しようと思っている方はちょっと考え直してみてください。これから長い年数健全に運営するためには優秀な厨房機器は必要不可欠。自分が出したいメニューと照らし合わせて出来るだけ充実させましょう。そうすることで余計なストレスを抱えなくて済みます。
特にスチームコンベクション、食洗機は10人が10人無理してでも導入して良かったというほどの費用対効果があるので是非導入を検討して見て下さい。私は導入予定です^^
それでは今日もディ・モールト楽しい料理を!