どーもケータです。みなさん野菜は洗ってますか?
野菜を洗わず買ったそのままを調理している方。それはかなり危険な行為です。特に外国産のものはポストハーベストが気になるところでもあります。
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ポストハーベストって何?
ポストハーベストと言うのは収穫後に塗布する農薬のこと。日本では収穫後の作物に対して農薬を塗布することは法律で禁止されていますが、輸入されてくる作物に対しては用法容量を守って塗布すればOKですよと言うのが今の日本のルール。
なんでOKにしているかと言うと、外国から輸入される食物は長い時間かけて外国から運ばれてきます。輸送に長い時間がかかるという事はそれだけ食材にストレスがかかるということなのでカビが発生したり傷んだりするんですね。
傷むという事は商品価値が無くなるという事。商品価値が無くなると言うことは利益が無くなると言う事。これでは会社も倒産してしまうので、安定した利益を生むためには農薬を塗布してなにものも寄せ付けないバリアを張るのが一番安上がり。安く上がると言うことはそれだけ消費者に対して安価に提供できるということでもあります。
消費者も安く買えるし私も利益がバンバンでるからお互いハッピーだよね!・・・な訳ないでしょう(笑)
カビも害虫も寄せ付けない野菜を人間が食べてリスクが無いわけありません。将来何らかの弊害が出るのは目に見えてます。今を生きるために安価で身体に悪いものを食べるのは将来なんかしらの病気になるリスクが大幅に跳ね上がるということです。
安物買いの銭失いというのは正にこのことではないでしょうか。身体によい食材を買うのも自分への投資です。健全な精神は健全な肉体に宿るんですよ。
じゃあ国産野菜だけを食べてればOKだよね
そう思うかもしれませんが、なんでも自分で自炊して、尚且つ醤油1つとっても全部1から手作りしないと不可能です。醤油だってうどんだって輸入小麦が入ってますよね。小麦の主な産地の1つにアメリカがありますが、アメリカはポストハーベスト農薬OKの国でしかも日本の安全許容値が日本よりもはるかに高く設定されてます。
日本は自給率がとても低いのであらゆるところで輸入に頼ってます。加工品の野菜、例えばみんな大好きなレトルト食品の野菜は原材料輸入国の表示の義務がないためどこの野菜を使ったってOKなんですよ。それこそ安い加工品は中国の野菜をバンバン使っているものもあります。どこかしらで輸入野菜は食べてるんですよ。
ポストハーベスト農薬を防ぐにはどうすればいいの?
ポストハーベスト農薬の不安要素を少しでも取り除こうとするなら、とにもかくにも洗剤で洗った後水でよくよくすすいで洗剤を落としてやると許容限度以下になります。出来るだけさっと洗剤の中で洗い、良く水洗いするのが大事です。洗剤につければつけるほど野菜の中に洗剤が残ることになるので、今度は農薬の不安要素はなくなったけど他の不安要素が生まれてしまっては本末転倒です。
野菜は他にも回虫や虫卵、ウェルシュ菌などの土壌細菌も付いていることがあるのですが、さっと洗剤で洗っただけでも回虫や細菌なども95%以上洗い落とすことが可能です。
更に不安要素を取り除くには下茹でするのも有効
農薬は水溶液の中に薬品が入っているので浸透性があります。浸透してしまった薬品は洗剤で洗うだけでは取り除けないこともあるので、皮をところどころ厚くむいて下茹でするのも有効な手段です。そうすることで水の中に不安物質が溶け出していきます。
今日のくくり
結論から言えば、毎日新鮮な地元野菜を使って自炊するのが一番の方法です。日本の農家さんは頑張ってます。日夜栽培法を研究し、戦場方法や包装のしかたも研究して必ずしも洗剤で洗わなくても良いレベルまでになってます。果物でさえも洗剤の入った水にチャッと浸してそのあと十分水ですすげばOKのレベルです。
地産地消って大事ですね。都市部の大きなJAなどでは生産者さんが野菜を持ち寄って販売する市場も開催されているのでそういったものを利用するのが安くて良い国産野菜を手に入れる秘訣ですよ^^
それでは。ディ・モールト楽しい料理を。