レストランを開業するにあたり、お店で使うアイテム選びにはとても頭を悩ますところでもあります。
私の店は地元野菜の旨い、普段のハレの日に行きたいお店がコンセプトなのでちょっとだけ良いナイフをチョイスしました。
外食ってちょっとかっこつけたいよね!
現代は外食といえば、そりゃあもう様々な国の料理が乱立している飽食の時代でもあります。そんな現代でもやっぱり外食って言ったら、誘う側はちょっとかっこつけたいっていう意識がありますでしょ?
そんな中でカトラリーが100円ショップのようなちゃっちいものが出てきたら少しがっかりした気分になりませんか。そんな私みたいにちょっと普段と違ってカッコいい姿をアピールするのにピッタリなのがこのライヨールナイフって訳です。
以前高級店で使用してみたところ、凄い使い易かったので今回採用しました。
ライヨール?ラギオールじゃないの?
人によってライヨールともラギールとも言いますが、両方呼び名としては正解です。作られている地方によって呼び方に若干違いがあるだけ。方言みたいなもんです。(もっと細かい事を言えばナイフの作りも若干違いが有りますが)
両方共通しているのはシンボルマークの蜂です。この蜂がライヨールの証。
今回私が購入したものはジャンデュボというメーカーのものなので、ライヨールと呼ぶほうが正解みたいです。
ライヨールってそれこそ安いものは1000円を切るようなものから高いものは一本20000円を越えるようなものまでピンキリあるんですが、このジャンデュボのライヨールはカジュアルレストランのような場所で使われるのを想定しているようで価格も懐に優しいです。
早速届いたので開封してみた
こんな感じの箱に入ってはるばるフランスから我が家にやってきました。
ジャンデュボ(jeandubost)とともにFRANCEの文字が刻印してあります。
シンボルマークの蜂もこのようにバッチリ。
実際に手に持ってみると大きめに作ってある意味がわかります。大きめに作ってあるのでナイフを持つ手に力が入れやすくなってるんです。
ジャンデュボのエッジ部分にはギザギザの歯が付いてます。途中途中でギザ歯が無いのは、この部分を作ることによってギザ歯が皿などに接地しなくなるため切れ味が落ち難くなるという意味があります。
切っ先の部分は想像以上に鋭いです。厚紙にもスッと入ります。そりゃあ肉なんかスパスパ切れるはずですよ。
ちなみに一緒にフォークも購入しました。ナイフ同様フォークも少し大きめサイズ。
購入した後に必ずコレだけはやったほうがいい!
どうしてもプレス加工で作ってあるのでフォークはバリが残っているものがあります。このバリを綺麗に落としておかないと口の端を切ってしまう恐れがあるので、耐水ペーパー♯800~♯1000程度のものでしっかりとバリを落としてあげると良いです。
ここまでやって初めて使える状態になります。
手間暇をかける程道具に愛着をもてるようになるのはカトラリーも同じです。
今日のくくり
本体はステンレスと樹脂で出来ているのでガンガン使ってもヘタれることはありません。さぁ、このカトラリーで肉を食いまくりましょう!(笑)
家庭用でも十分すぎるほどの性能があるので、家庭でも使ってみたい!思ったら是非手に入れることをオススメします。色々カラーバリエーションもあり、家の雰囲気によってチョイスすることも出来ますし、色違いで揃えてみるのも楽しいでしょう。
もし、食洗機にかけるので樹脂は心配だわという方は私と同じようにステンレスで出来ているものをチョイスすれば良いのではないでしょうか。
本当にオシャレなので贈答品にも喜ばれると思いますよ。
それでは今日もディ・モールト楽しい料理を。