どうも、ケータです。ディモールト楽しく料理してますか??
今日は野菜の甘みを出すのには欠かせない、玉ねぎ。
下ごしらえから保存方法、そして便利な使い方までいろいろ満載です。
目次
タマネギ選びの目安
コレを押さえることで料理の美味しさが一段階上がります。
なんでもそうですが、重くズシッとしているもののほうが良いとされるのは共通してます。
目安としての1個辺りの重さは中くらいの大きさで約200g。
これは覚えておくとなにかと便利。
この辺りをしっかり押さえて買うといいでしょう。
保存するときの方法はコレがベスト
タマネギは冷暗所で保存するのがベスト。冷蔵庫に入れておかなくても大丈夫。うちの実家では畑でとれたタマネギを軒先につるしてあります。軒先につるしてあるのは冷蔵庫の無い時代にタマネギを長期保存するための知恵ですね、風通しが良く乾燥している軒先なんかはベストだということです。これと同じ状況を家で作ってやると長期保存が出来るとも言えます。
表面の茶色い皮を綺麗に早くむくには
まず、茶色い皮をむく場合は水に10分~15分つけておくと茶色い皮の部分が水を吸って柔らかくなり、皮をむきやすくなります。丸のままむくのが難しい場合なんかは玉ねぎを半分にカットしてから茶色い皮をむくとラクちんです。
※注意!!切った玉ねぎは早めに使ってしまうこと!半分丸のままとかなら保存してもあまり味は変わりませんが、小さく切ったものほど時間が経過すると辛み成分が目立ってきます。
タマネギの芽は必ず取り除くこと
もし、玉ねぎを長期保存してて中の芽が成長してしまった場合は、芽の部分を取り除けば普通に使用できます。この芽は白い部分よりも焦げ付くのが早いため綺麗に取り除いてください。でも芽を育てるのにそれだけ栄養を吸い取られているので、美味しさはダウン。
買ったらあまり保存せず、すぐに食べることが重要です。
目にしみないみじん切りの方法
タマネギには硫化アリルという成分が含まれており、タマネギの細胞が壊れることで刺激臭と辛味の成分である硫化アリルが発生します。
某カレーのCMのように秘技!しみないメガネ!ってやるのも良いですが、あれは面倒だし、鼻の粘膜にも硫化アリルは付着して涙の原因にもなるので、次の方法を複合技で使うほうがよっぽど効率的です。
この硫化アリルを洗い流す人もいますが、この硫化アリルは過熱すると高い糖度のもとになるプロピルメルカプタンに変化するので、なんでもかんでも水にさらすのではなく、生食する時は水に放つ、炒めたり加熱するのに用いる場合は水にくぐらせないなど用途によって使い分けるのが正しい方法です。
硫化アリルは体内の油汚れであるコレステロールを体の外に排出する効果もあり、血液サラサラ成分もあるので、むくみが気になる女子はタマネギサラダをコンスタントに食べると見る見るうちにむくみが取れます。
タマネギがダイエットに向いてるというのはこのためです。
冷蔵庫でしっかりと冷やすこと
これが一番簡単です。冷やすことで玉ねぎの細胞が締まり、包丁で切った時にこの硫化アリルが発生しにくくなるにで、私達プロは皮をむいたタマネギをしっかり冷蔵庫で冷やしてから使ってます。これはかなり差が出ます。
よく切れる包丁で切ること
これもかなり効果的です。しかし包丁を研ぐのは熟練の技がいるので、一般家庭で砥石を用いるのはなかなか大変ですよね。
そんな時には簡易的な包丁研ぎ機を使うのが良いかも知れません。
裏技色々
タマネギの皮を煮出すと鍋の汚れが取れって知ってました?
タマネギに硫化アリルが含まれていることは先ほども言ったとおりなんですが、タマネギの茶色い皮にはケルセチンという成分が多く含まれます。このケルセチンも脂質と結合する働きがあるのでタマネギの皮と水を鍋に放り込んで暫く煮出すとびっくりするくらい汚れが取れます。
体内の油汚れを落とすにも効果的でタマネギ茶を飲むと要らない脂質と結合して体外に排出してくれるので、ダイエッターの方はタマネギ茶を試して見て下さい。