広島の冬といえば牡蠣。牡蠣の情報をいち早くご紹介!
今回は日本人の味覚にぴったりのタルタルソースをはじめ、失敗無しの牡蠣のグラタンレシピを現役コックが分かりやすく紹介しちゃいます。
牡蠣といえば、真っ先に思い浮かぶのが牡蠣フライ。
その牡蠣フライに合わせるタルタルソースが私は大好きなのでよく作ります^^
牡蠣フライは日本生まれの洋食
牡蠣フライは日本生まれなのを知っていますか?
日本以外に牡蠣を食べる国の代表にアメリカとフランスがありますが、主に生食で食べられます。特にフランスではエカイエという牡蠣開け職人がおり、パリでは牡蠣を開ける速さを競うコンクールもあるほど。
フランス人はそれほど生牡蠣が大好きです。
ですが、その牡蠣フライ今ではフランス料理のアミューズと言われる前菜の前の前菜などにこの牡蠣フライが出されたりと、今では海外でも食べられるようになっています。
そんな牡蠣フライには必ずタルタルソースがつきます。私はこのタルタルソースが大好きです(笑)
私のレシピはタルタルに自家製のラッキョウを入れます。このラッキョウを入れることで余り酸っぱすぎずに程よい酸味とラッキョウのシャクシャクとした食感が楽しいタルタルソースが出来上がります。
今回ポイントは無しの混ぜるだけお手軽レシピです。
材料
マヨネーズ ・・・・100g
ラッキョウ ・・・・5個
ラッキョウ酢 ・・・・大さじ1
卵 ・・・・1個
パセリ ・・・・適量
塩・白胡椒 ・・・・適量
作り方
1.ラッキョウ、パセリはみじん切りにし、卵は固ゆでにして荒くつぶす。
ここで卵を茹ですぎると黄身の色が変色してしまうので沸騰して10分したら取り出すようにしましょう
2.マヨネーズ、ラッキョウ漬けの酢、そして①を合わせてよく混ぜ、最後に味を調えて出来上がり。
牡蠣フライだけでなく、白身魚のフライやエビフライにも最高です。ホットドッグ用のパンでフィッシュサンドやエビカツサンドなんかにしても良いですね^^
牡蠣の味噌バターグラタン
そして次に牡蠣のグラタン。これはグラタン皿にバターソテーしたほうれん草を敷いて、その上に牡蠣を乗せてソースをかけオーブンで焼いた料理ですが、これも本当に美味しい。
プリップリの牡蠣とこのソースと冬になって甘味を増したほうれん草の組み合わせ。これが食べたくて私は冬を待ちわびているほどです^^
この料理のポイント
この牡蠣のグラタンのポイントとしては、
1.牡蠣は粗塩でよくヌメリと汚れを取り除くこと
2.牡蠣は酒を入れたお湯で1分さっと茹でること
以上になります。
まず1.牡蠣は粗塩でよくヌメリと汚れを取り除くことですが、牡蠣は結構ヌメリと汚れが凄いです。これをちゃんと取り除いておかないと味が損なわれたり汁が濁ったり、アクが凄く出て牡蠣についてしまって見た目にも良くないので牡蠣はしっかりと粗塩で優しく洗います。
その後、良く水ですすいで粗塩を落としてやると見た目にも美しく、味も損なわないのでしっかり洗いましょう。
そして2.牡蠣は酒を入れたお湯で1分さっと茹でることですが、お湯に酒を入れる目的はずばり生臭さを消すことです。1Lのお湯に対して30mlほど酒を入れることで酒の香りが牡蠣に移って美味しく仕上げられます。それと同時に表面をさっと茹で固めることによってグラタンが水っぽくなるのを防ぐ働きもあるので忘れずにこの作業をしましょう。
材料
牡蠣むき身 ・・・・6個
ほうれん草 ・・・・2株
ニンニク ・・・・みみかき1
無塩バター ・・・・10g
塩・白胡椒 ・・・・適量
酒 ・・・・適量
■牡蠣用味噌バター
中味噌 ・・・・大さじ2
みりん ・・・・大さじ1
無塩バター ・・・・80g
作り方
1.牡蠣は粗塩で汚れとヌメリを取り除き、良く水で洗い粗塩を落としておく。
2.鍋に湯を沸かし、沸いたら酒を入れ火を止め牡蠣を入れ、1分ほどその湯で茹でる。茹でたらバットに打ち上げ、冷蔵庫で急冷する。
3.ほうれん草を2cmの幅に切る。フライパンにバター、ニンニクをいれ、ほうれん草を炒め、塩コショウで味を調える。
4.常温にもどした無塩バターとみりん、味噌をよく合わせて牡蠣味噌バターを作っておく。
5.グラタン皿に③のほうれん草を敷き、②の牡蠣を並べ、上から牡蠣味噌バターを薄くかけ200℃のオーブンで美味しそうな焼き色が付くまで焼く。大体7~10分くらい。
これで美味しい牡蠣のグラタンができます^^
是非試して見て下さいね。