牛肉の赤ワイン煮レシピ 口の中でとろけるフランス料理店の作り方

どーもケータです。
楽しく料理してますか?^^
今回も一足早いクリスマスレシピ!大人クリスマスにはぴったり。赤ワインの味わいが印象の牛肉の赤ワイン煮です。


この赤ワイン煮、正式名称は牛肉の煮込みブルゴーニュ風といい、ワインの産地で有名なブルゴーニュ地方のどっしりとして重厚なワインを使って煮込み料理に仕上げます。
本当なら肉の塊と香味野菜を赤ワインに1日以上漬け込みますが、今回は簡易版!漬け込みなんかしない家庭用レシピです^^

今回のポイント


今回のポイントとしては
①牛肉に粉をつけたら表面に美味しそうな焼き色をつける
②香味野菜は甘味が出るまで油でじっくり炒めること
③煮込むときは弱火でじっくり煮込むこと
④きちんと落しブタをすること
以上になります。
まず①牛肉に粉をつけたら表面に美味しそうな焼き色をつけるですが、この表面の焼き色で赤ワイン煮のソースの色、コクといった要素が決まってしまうので、焦がさず、尚且つキツネ色よりも少し濃い色をつけるのがポイントです。
次に②香味野菜は甘味が出るまで油でじっくり炒めることですが、野菜の水分をしっかり飛ばして旨みを凝縮しておかないと、味の薄っぺらいただ酸っぱいだけの赤ワイン煮になってしまいます。
しっかりじっくり炒めることで野菜の旨みが凝縮し、セロリやニンジンなどの臭みも飛ぶので時間をかけて炒めましょう。
そして③煮込むときは弱火でじっくり煮込むことですが、強火で煮てしまうと肉の繊維がギュッと縮み、水分が煮汁に出て行ってしまうのでいくら煮込んでも肉が柔らかくなりません。
しかし弱火で煮込むことで肉の繊維も段々とほぐれていって、肉の繊維が煮汁を抱え込むので結果トロけるような柔らかさの赤ワイン煮になります。
最後に④きちんと落しブタをすることですが、肉が煮汁から顔を出した状態だといつまでたっても肉が柔らかくなりません。落し蓋をして肉が煮汁から顔を出さないようにしてあげることが大切です。
以上を踏まえて赤ワイン煮を作るとそりゃあもう彼氏彼女が感涙するくらいの美味しい赤ワイン煮が出来上がります^^

材料


今回は4人分のレシピです
牛肉(煮込み用のバラやモモ肉など1切れ50g程度のもの)   ・・・・800g
塩・黒胡椒            ・・・・少々
タマネギ             ・・・・2個
ニンジン             ・・・・1本
セロリ              ・・・・1/2本
ニンニク             ・・・・1片
トマトペースト(なければケチャップで代用)・・・・大さじ2
赤ワイン             ・・・・1本
小麦粉              ・・・・適量
水                ・・・・適量
固形ブイヨン           ・・・・2個
ローリエ             ・・・・2枚
タイム              ・・・・1枝

作り方


①:タマネギ、ニンジン、セロリは皮をむき2センチの角切りにしておく。ニンニクは手でつぶしておく
②:牛肉に塩コショウで味をし、小麦粉をまぶしてよく粉をはたき、サラダ油を入れたフライパンで綺麗に美味しそうな焼き色をつけておく。
③:フライパンにサラダ油を入れ、先ほど①でつぶしたニンニクを入れる。ニンニクがキツネ色になったら①で切ったたまねぎ、ニンジン、セロリを入れ、一つまみ塩を入れ、野菜の甘味が出るまで弱火でよーーーく炒める。
甘味が出てきたらトマトペースト(なければケチャップね^^)を入れて更にトマトの酸味が飛ぶまで炒める。
トマトペーストやトマトケチャップは良く炒めることで酸味が飛び、甘味や旨みが引き立ちます。
④:③のフライパンに赤ワインを入れ、赤ワインが鍋の3分の1になるまで弱火で煮詰める。
⑤:③の鍋の赤ワインが煮詰まってきたら、焼き色をつけた牛肉、固形ブイヨン、タイム、ローリエを入れ最後に牛肉が浸るほどの水を注ぎ入れる。
⑥:鍋を一度沸騰するまで中火で加熱し、沸いたら弱火にして落しブタをして、更に上からフタをして2~3時間コトコト煮込む。
途中鍋の水位を確認しながらもし、水が少ないようならその都度足してやってください^^
⑦:煮込み終わったら確認のため牛肉に串を刺し、スッと串が通ったら煮込み終わりの証拠。煮汁から牛肉だけを取り出します。
牛肉を取った後の煮汁を一旦漉しアミで漉した後先ほどの牛肉を戻してやります。
⑧:⑦の鍋を弱火にかけ、アクと浮いている余分な油脂をおたまですくいながら、美味しくなるまで煮汁を煮詰めます。
味を調え皿に盛って完成!上から茹でたブロッコリーやニンジンを添えたり、ジャガイモのピューレを添えると尚更美味しくなります。
もっとコクが欲しい場合は火を止めた後鍋にバターを30gほど入れてよくといてやるとそりゃあリッチな味わいになります。
ワインの風味酸味がもっと欲しい場合はワインを追加してやると赤ワインのどっしりと効いた更に重厚な赤ワイン煮になります。
時間はかかりますが、弱火にかけておけばいつの間にか煮あがっているので副菜を準備しながら作れます。
手間暇かけた赤ワイン煮は本当に美味しいので是非クリスマスというハレの日に作ってみんなを驚かせてやりましょう!^^

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