どーも、ケータです。
今日はライムの酸味とハラペーニョの爽やかな辛味がバシーッと効いたセビーチェドレッシングのご紹介。これがまた魚介のサラダに最高に合うわけなんです。しかもノンオイルドレッシングなのでカロリーが気になる女性にも嬉しいところ。
目次
そもそもセビーチェとは
セビーチェとは南米ペルーで食べられているレモンの酸味と唐辛子の辛味が効いた魚介のマリネのこと。日中の強い日差しにさらされる高地ペルーでも魚介を美味しく食べられるように酸味と辛味をバシッと効かしてあるのでしょう。この味により鮮度が落ちて生臭さが目立つようになってきた魚でも美味!という訳ですね。
このドレッシングの味を一言で表すなら、もみじおろしを溶かしたポン酢風味とでも言いましょうか。日本人も大好きな味ですね。
私のレシピは日本人の舌に合わせたセビーチェドレッシングなので、醤油と魚醤を加えて日本人好みの味に仕上げてあります。
魚醤はイタリアの魚醤アラ・ガルムを使うと魚醤特有の生臭い香りもほとんど無いので手に入るならアラ・ガルムをオススメします。もし手に入らない場合はナンプラーでOKです。
このレシピではレモンの代わりにライムを使う
このレシピのポイントのひとつはフレッシュライムを使うこと。レモンを使うよりもライムを使うことで更に清涼感あふれる酸っぱさをプラスします。
実際にレモンを使って作ったものとライムを使って作ったものとでは後者のほうが、より魚介との相性がバツグンでした。
辛味には緑色のハラペーニョタバスコを使うこと
唐辛子をそのまま使ったのでは口の中が炎上してしまうこと間違いなしです。辛さに不慣れな人だと料理の旨さよりも辛さが勝ってしまって料理を楽しむどころじゃなくなります。
魚と野菜とドレッシングのマリアージュを楽しむためにも辛さが通常のタバスコよりも穏やかで酸味が強いハラペーニョタバスコを使うのがこのレシピのポイントです。
材料
- ハラペーニョタバスコ ・・・大さじ
- アラ・ガルム(無ければナンプラー) ・・・60ml
- ライム ・・・2個
- 濃口醤油 ・・・100ml
- 米酢 ・・・70ml
作り方
1.ライムは半分に切り、スクイーザーで絞る。
2.1と残りの材料を合わせて完成。ディスペンサーに入れてストックしておくといつでも使えます。
実際にセビーチェドレッシングを使ってみる
スーパでお刺身を買ってきてこのドレッシングにつけて食べるのも美味しいですが、やっぱりセビーチェを作って食べるのが一番美味しいです。お刺身も夕方の特売でお値引きシールが張られているものでも十分に美味しいですよ。
材料(2人分)と作り方
- お刺身(白身でも赤身でも) ・・・2人前
- パクチー(コリアンダー) ・・・適量
- お好みで作ったサラダ ・・・適量
- ピンクグレープフルーツ ・・・1個
- ライムフレーバーオイル(無ければエキストラバージン) ・・・適量
ボールに盛ったサラダにお刺身の切り身をセンス良く乗せて、そこに果肉だけにしたピンクグレープフルーツ、みじん切りにしたコリアンダーをパラパラーっと振りかけてセビーチェドレッシングをかけて仕上げにライムフレーバーオイルorエキストラバージンオリーブオイルをお好みでかけて完成。
今日のくくり
材料を混ぜるだけというお手軽ながら自宅で簡単にプロの味が楽しめます。なんたってうちのレストランで出していたものとまんま同じレシピですから。
このドレッシングを使えばスーパーの夕方タイムサービスで割引されている少しヘタったお刺身も美味しく食べることができます。
女性はサラダ大好きなので女子会やおうちご飯のときにこういうちょっと変わったサラダが出てきたら大いに喜ばれますよ。是非試してみてやってくださいな。
それでは今日もディ・モールト楽しい料理を。