きゅうり 美味しい選び方と保存方法 青果店が教える見分け方

どうもケータです^^
楽しく料理してますか??
今日はきゅうりについて掘り下げてみたいと思います。
正しく選んで本当に美味しいきゅうりを味わいましょう^^


■きゅうりの栄養価てなんぞ?■
きゅうりは利尿効果の高いカリウムを多く含んでます。
夏場はこの利尿作用の効果で身体の余計な熱を体外に出してくれるので、夏バテ防止の強い味方です^^
体内の水分を外に出してくれるので女性の方は嬉しいむくみ防止効果にも繋がってます。
きゅうり以外のウリの仲間もこの利尿効果がそれぞれに高いです。
その他にはビタミンCが多く含まれてます・・・・がきゅうりにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素も同時に含まれています汗
これは酸の効果でこの酵素の働きを防ぐことが出来るので、酢の物にしたり酢の効いたドレッシングなんかで和えるといいです。
昔の人はこの酵素が発見されていない時代から酢の物にしたり、和え物にしたりして上手にきゅうりを食べてたと考えると本当に先人達の知恵はビックリします。
■美味しいきゅうりの選び方ってなんぞ?■

美味しいきゅうりの選び方は
①全体の緑が薄緑のもの。あまり濃い緑色のものは品種によっては苦味があるものもあります。

②触ってみて表面のトゲが鋭いもの。
品種改良によってトゲがないものも出てるけど、主流はこのトゲアリ。
③太すぎず細すぎずくらいのもの。ヘタの部分の切り口が黒ずんでいないもの。
あまり太いときゅうりも水っぽいわ種は口に触るわで美味しくないです。
きゅうりの表面に白い粉みたいなものがついているものが売られていることもあります。
みなさんこういうのを見て敬遠されがちだと思いますが・・・
こういうきゅうりはアタリです!これが本来のきゅうり。
この白い粉はブルームといってきゅうりが病気なんかにかからないために出す保護成分なんです。
ブドウなんかもこのブルームが表面についているので白く見えたりします^^
こういうきゅうりは自根きゅうりと言って、自分の根を伸ばして成長して育ったきゅうりの証なんです!
スーパーに出回っているきゅうりのほぼ100%ブルームレスといって、かぼちゃに挿し木して育ったきゅうりで、成長も早く収穫量も多いので主流になってしまいました。
ブルームレスは皮も固いです。

きゅうり本来の味を楽しみたい場合は断然ブルーム有りを選びましょう^^
このブルームを農薬じゃないの!?て勘違いした消費者が敬遠するから次第に市場から減っていったのもあるんですよね汗
最近はこの自根きゅうりを栽培する農家さんも増えたので、私もレストランでこの自根きゅうりを使うようにしてます。
■きゅうりの保存方法ってなんぞ?■
きゅうりは乾燥と低温が苦手なので、きゅうりの水分をよく拭き取ってから新聞紙で1本ずつ巻いて、袋に入れて野菜室に入れると日持ちします^^
時間が経てば経つほど美味しくなくなるので数日で使い切るのがベスト。
■簡単なコツで美味しさもUP■
きゅうりは皮の部分をよく食塩で揉んでやることで皮の部分も柔らかくなり食感が全然変わってきます。
それに、きゅうりの苦味成分も少なくなる、農薬などの不安物質を取り除くのにも有効なので是非この板ずりはしたほうがいいかなと思います^^
とくにブルームレスのきゅうりはもともと皮が固いので全然美味しさが違いますよ!

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