おしゃべりクッキングレシピ カボチャとニンジンの焼き南蛮

ニンジンカボチャ画像

今週はカボチャとニンジンを使った女性に嬉しいカロリーカットのヘルシーメニューを誰よりも分かりやすく紹介。

今日はカボチャとニンジンの焼き南蛮です。名前を聞いただけではなんのこっちゃ分からんですが、カボチャとニンジンを使った南蛮酢漬けです^^

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南蛮ってどういう意味なんでしょ?

カレー南蛮、チキン南蛮、南蛮漬け。南蛮という料理は結構あります。
こういう料理!というのは言えても、じゃあどういう意味とか由来について聞かれたら『ぐぬぬぬ・・・・』と貝になってしまう人がほとんどでしょうから、ここで是非覚えて帰ってくださいね^^
こういうウンチクや雑学を沢山知っていると出来る人感を演出できます(笑)

まず、カレー南蛮。これは江戸時代ネギや唐辛子のことを南蛮と呼んでいたので、ザックリ言うと、カレー風味のネギ入りうどんって事です。
なのでネギが入っていないカレー南蛮うどんなんかはなんちゃって南蛮と言うか、ただのカレーうどんていうことになります。

そして、南蛮漬けやチキン南蛮は、揚げた魚や鶏肉を唐辛子の入った南蛮酢に漬けてあるので南蛮っていう名前を冠しています。

今回のカボチャとニンジンの焼き南蛮は焼いたカボチャとニンジンを南蛮酢に漬けてある料理だということがこれでわかりますね^^

カボチャとニンジンはなるべく皮をむかないほうが良い

前の記事のコチラとコチラを見ていただけたら分かるとは思うのですが、カボチャやニンジンに含まれているβカロテンは皮や皮のすぐ下に多く含まれているので、なるべく皮を残したまま調理するのが理想です。

番組ではカボチャの皮をバッサリと切り落としていたのですが、コレは勿体無いし家庭でやるには手間にもなるのでかぼちゃの皮は残したまま調理するのがいいです^^

ニンジンもできるだけ皮を残すか、皮を薄くむけばより多くのβカロテンを摂ることが出来るのでなるべくみみっちくむいてください(笑)

カロテンとカロチンの違い

全く意味は同じものなのですが、カロチンという呼び方は学術的には間違いだそうで、3年前の食品成分表の表記がカロテンに変更されたことに伴ってメディアでもカロテンという言葉に直して放送しているそうです。

しかしインターネットで検索をしてもカロチンのほうが圧倒的に多いのでまだまだ世の中に浸透していないし、別にどっちでもいいんじゃないかなとは思いますが(笑)

私はカロチン世代なのでもし表記がカロチンになっていたらご容赦くださいね汗

材料(2人分)

  • カボチャ               ・・・・200g
  • ニンジン               ・・・・80g
  • 鶏モモ肉               ・・・・100g
  • カイワレ               ・・・・適量

■南蛮地

  • ダシ(書いてある分量で作ったもの)  ・・・・300ml
  • 砂糖                 ・・・・大さじ1
  • みりん                ・・・・大さじ1
  • 濃口しょうゆ             ・・・・大さじ3
  • 酢(酸味の柔らかい穀物酢が良い)   ・・・・大さじ4
  • しょうが               ・・・・10g

塩・胡椒                      ・・・・適量
油                         ・・・・大さじ2

作り方

1.カボチャは良く皮を洗い、水気をきったあと、包丁で割り、中のワタと種を綺麗に取り出した後、1cmの厚さにスライスする。固いので怪我には気をつけてくださいね。
分かりやすく絵にしてみました。

カボチャスライス画像

2.ニンジンは綺麗に水洗いし水気をふき取った後、皮を薄くむいてカボチャと同様に厚さ1cmの輪切りにする。
太いニンジンだと皮をむいた後に縦半分に切った後1cmの半月切りにするといいですよ^^

3.ショウガはスプーンで皮を薄く削ぎとったあと千切りにする。
薄くスライスしたものを段々になるように重ねて、端から切っていけば綺麗な千切りになりますよ。

かいわれは水で振り洗いをし、黒い皮を取り除いたあと3cmの長さにカットする。彩りに使うものなのでそんなに量は無くても大丈夫です。

4.鶏もも肉は1cm幅に削ぎ切りにし、塩・白胡椒で下味をする。
ここでしっかり下味をしておかないと最後に南蛮酢に漬けた際に、鶏だけ出来上がりがイマイチという事になるので、きちんと下味をしておきましょう。

5.フライパンに油を引いて、中火にし、鶏モモを皮目から入れて、美味しそうな焼き色をつける。横に空いてるスペースでニンジンを一緒に炒めると時短になります。
なんでも焼き色を付ける時はあまり触らずにじっくりと焼くことがポイントです。ここでしっかりと焼き色をつけることでコクがプラスされます。

鶏肉に綺麗な焼き色が付いたら取り出し、ニンジンは串を刺してスッと刺さるようならOKです。
最後に南蛮酢につけるので深いバットの中に鶏とニンジンを取り出しておきます。

鶏とニンジンをやいたフライパンと残っている油はこの後カボチャに焼き色をつけるのに使うので洗わないで下さいね。

6.5のフライパンを中火にかけ、カボチャを入れて綺麗な焼き色をつけます。
しっかりと焼き色をつけたほうが美味しいし、見た目にも綺麗です。
美味しそうな焼き色が付いたら5で鶏肉とニンジンを入れたバットにカボチャを移す。

旨みがフライパンの底にカラメル状にこびりついたフライパンで南蛮酢を作るのでここでも洗わないようにしてください。

7.6のフライパンの油分をキッチンペーパーで軽くふき取ったらダシ汁を入れ中火にかけ、南蛮地の残りの材料を入れる。
ここで好みで種を抜いた唐辛子を入れても良いです。

南蛮地を沸騰させひと煮立ちさせたら焼き色を付けた具材が入っているバットに流し入れて、最後にショウガを入れ。材料がキチンと汁に浸かるように綺麗に整える。

唐辛子を入れた場合はここで取り除くといいです。ずっと入れておくと唐辛子の辛味全開の南蛮になるので注意です。

最後に落としラップをして全体が汁にきっちり浸かるようにし、冷蔵庫に入れず、常温でゆっくりと冷ましながら味を染み込ませる。
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷えたら出来上がり。

コレをお皿に綺麗に盛り付けて最後にカイワレをちらして完成です。

気になるそのお味は?

南蛮酢のさっぱりとした味付けでカボチャとニンジンの甘味が引き立ってどんどんいけちゃいます。
カボチャに酸味を合わせることは普段しないので味の変化にびっくりしちゃいますよ^^

一度酢も沸騰させてるのでツンッとした酸っぱさではなくまろやかな味わいになっておりこれは酒のアテにも最高なのではないでしょうか。
酸っぱいものが苦手な男性は多いですが南蛮は好きって人は多いので、旦那や彼氏さんに作ってあげたら喜びますよ^^

冷蔵庫で2~3日持ちますが、時間がたつと南蛮地の味が染み込んでどんどん味が強くなっていってしまうので、出来上がった日に食べるのが私は好きです^^

次回は鶏のカボチャソースです。次回も名前だけではなんのこっちゃわからん料理ですが(笑)

お楽しみに^^

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