今日も鮭・サーモンを使ったレシピ。今回はスモークサーモンを使ったゆず胡椒と粒マスタードが入った大人の味がするポテトサラダのご紹介です。が、自分的には市販のスモークサーモンなんぞ使うなよ!と思った次第です。もし、材料、作り方だけが気になる方は目次からビューーーンと飛んじゃってください(笑)
今回は結構がっかり満開
スモーカーを使って瞬間スモークにするか、サーモンマリネのやり方を紹介したほうがいいぞ。まじで。辻調理師の名前が泣く。
そして、芋。皮をむいてから茹でるという体たらく。コレはいただけません。皮ごと茹でて皮のすぐ舌にある芋の旨みや香りを存分に残してやるのがこのポテトサラダの醍醐味でしょうに。
ドイツの皇帝ヴィルヘルム2世はジャガイモの皮をむくことを禁止した位ジャガイモにとって皮の旨みは重要なポイントなんですよ。
まぁ、一応今回もレシピを乗せておきます。そして完全に私の解説にてお送りしたいと思います。
サーモンとポテトのサラダ
今回、むいた芋を切ってから茹でていましたが、丸ごと茹でるのがオススメ。そうすることで芋の旨みが外に逃げ出すことなくギュッと閉じ込められます。
そして茹で上がるまでに時間をかけて茹でるので、ジャガイモの甘さもUPします。
ジャガイモは新じゃがよりも甘味の多い熟成させた芋のほうが向いています。ジャガイモの熟成に関しての参考記事はコチラをご覧下さい。
材料(2人分)
- スモークサーモン ・・・・70g
- メークイン ・・・・350g
- 白ワインビネガー ・・・・大さじ1/2
- 青ネギ ・・・・15g
- ラディッシュ ・・・・2個
■ドレッシング
- 粒マスタード ・・・・大さじ1
- ゆず胡椒 ・・・・小さじ1/4
- 白ワインビネガー ・・・・大さじ1/2
- 塩 ・・・・小さじ1/3
- 胡椒 ・・・・適量
- エキストラバージンオリーブオイル・・・・大さじ3
■芋を茹でるときの塩 ・・・・1Lに対して大さじ2
作り方
1.スモークサーモンは半分に切る。
2.ネギはナナメに2mm幅にスライス。ラディッシュは丸のまま薄く切る。
ラディッシュは水にさらさなくても大丈夫です。味がぼける原因になります。
3.ドレッシングを作る。ボールに粒マスタード、ゆず胡椒、白ワインビネガー、塩・胡椒を入れ、塩が溶けるまで泡だて器でかくはんする。
油が入ってしまうと塩が溶けにくくなるのでここでしっかりと溶かすこと。
塩が溶けたら少しずつバージンオリーブオイルを入れ、泡だて器でかきまぜながら乳化させていく。かき混ぜていくともったりとしてくるのでこれが乳化した証拠。一気に油を注ぐと粒マスタードと油が分離します。セパレートタイプのドレッシングみたいになります。
4.鍋に水を張り、塩を1Lに対して大さじ3ほど入れ、洗ったジャガイモを皮ごと入れる。弱火でゆっくりと茹でてください。じっくりと火を入れることででんぷんが糖に変化することで甘味が増します。そして煮崩れるのを防いでくれる効果もあります。
ベストな温度は沸騰直前かポコッポコッと優しく沸く感じがベスト。この状態で芋に串がスッと入るまで茹でます。
茹で上がったらお湯から芋を引き上げ熱いうちに皮をむく。(やけどしないようにしてくださいね。)
5.皮がむけた芋を一口大に切り、ボールに入れ、芋が熱いうちに白ワインビネガーを入れ絡め、粗熱をとる。
ここでしっかり粗熱を取らないと他の材料に日が入ってしまいます。
6.粗熱が取れたメークインにサーモン、ネギ、ラディッシュを入れ、上から3で作ったドレッシングを入れ、底から上、底から上にサックリと混ぜ合わせます。
練るように混ぜるのはダメです。
お皿にもりつけて完成です。
気になるその味は
もちろん美味しいとは思いますが、結構上沼恵美子さんもゲストのダイヤモンドユカイさんも抽象的なコメントでした(笑)
粒マスタードと白ワインビネガーのキリッとした酸味がきいた大人風味のポテトサラダです。
子供の居るご家庭だとちょっと酸っぱすぎるかもしれません。
子供味にするには白ワインビネガーを米酢か穀物酢にして、更に砂糖を小さじ1いれたら食べやすくなるでしょう。