上沼恵美子のおしゃべりクッキングレシピ かぼちゃのツナあんかけ

カボチャ画像

今週からかぼちゃ・ニンジン特集になりました。カボチャもニンジンも秋の食材です。
今日はカボチャを使ったカボチャのツナあんかけ。女性にも嬉しいヘルシーでしかも栄養価も半端無い一品に仕上がってます。

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カボチャは栄養のかたまり

カボチャは野菜の中でも栄養価はトップクラス。主に含まれている栄養素はカロテン、ビタミンCやB1、B2、ビタミンE、カルシウム、鉄などです。

これからの季節風邪やインフルエンザが流行るので、免疫効果UPを高めるβカロテンは嬉しいところ。

なかでもビタミンCは、肌の老化やシミを防いでくれたり毛穴を目立たなくする効果や、たんぱく質や鉄と共にコラーゲン生成を促し、肌に張りと弾力を与えてくれたりとビタミンCは美容効果が半端無いです。

しかしその一方でビタミンCは非常にデリケートで加熱すると壊れてしまうのですが、カボチャは加熱してもこのビタミン群が壊れにくいといったメリットがあります。

他にも女性が嬉しいのは冷え性の緩和に一役かってるビタミンE。
ビタミンEは血行を促進して身体を温めてくれる効果があり、冷え性に悩む女性や男性にも効果テキメンです。

カボチャのツナあんかけ

今回のレシピは冷え性緩和に効果のあるショウガも入っているので、更に冷え性予防に期待できます。
番組では皮を結構ごっそりと取り除いたものを調理していたのですが、カロテンは実よりも皮に豊富に含まれてます。
皮ごと調理したほうがカロテンがいっぱい摂取できるので是非皮ごと料理しましょう^^

材料(2人分)

  • 西洋かぼちゃ           ・・・・300g
  • ツナ缶              ・・・・1缶
  • 絹さや(無ければインゲンやネギ) ・・・・10g
  • おろししょうが          ・・・・10g

■煮汁

  • だし(分量の水で溶いたもの)   ・・・・600ml
  • 砂糖               ・・・・大さじ1
  • みりん              ・・・・大さじ2
  • 淡口しょうゆ           ・・・・大さじ1
  • 濃口しょうゆ           ・・・・大さじ1/2
  • 水溶き片栗粉           ・・・・適量

作り方

1.かぼちゃは種とワタを取り除き、5cm角の大きさに切る。固くて切り難いので、内側の身のほうから包丁を入れると簡単に切れます。
あまり小さく切ってしまうと煮崩れる原因になるので、大きめに切りましょう。

2.絹さやは筋を取り除き、2~3cmの斜め切りにしておく。
ショウガはスプーンで皮を薄く削ぎとった後、おろし金ですりおろす。

3.鍋にダシとカボチャを入れ落しブタをしたら強火にし、沸騰したら弱火に落として8分ほど優しく煮る。
串をさしてスッと串が刺さるようならOKです。

4.3で煮た鍋の中に砂糖、みりん、淡口しょうゆ、濃口しょうゆを入れ落しブタをして約7分煮て味を染み込ませる。
味の乗った煮汁に入れておけば入れておくほどカボチャの中まで味が染み込んでいきます。

5.カボチャを取り出し先に皿に盛り付けておく。今回はあんかけにするのでここでカボチャを取り除いておきます。

6.カボチャを取り除いた煮汁を弱火にかけ、絹さや、軽く油を切ったツナを入れる。
しっかり油を切るとヘルシーでさっぱり。油を残すとツナのコクがしっかりと乗ったあんになります。

煮汁がポコポコと沸いたら煮汁をお玉でかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れる。
かき混ぜながら入れないと片栗粉がダマになってしまうので必ずかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れること。

再び沸騰するまで沸かしてしっかりと煮汁に濃度を出す。

7.皿に盛ったカボチャの上にあんを優しくかけて、最後にショウガを上に乗せて出来上がりです。

カボチャのやさしくねっとりホクホクした甘さとツナの旨みとコクがプラスされてとても上品な美味しさ。
小料理屋や料亭なんかで出てきそうなほどの完成度です^^

まとめ

今回のコツをマスターすることで煮崩れがちな野菜も綺麗な形を残したまま煮物にすることが出来ます。

カボチャを煮る作業、あんを作る作業を別パートですることでカボチャはねっとりホクホク柔らかく、煮汁も濁らず澄んでいて美味しい。

一手間加えるだけでこんなにも仕上がりと美味しさが違ってくるので是非、今回の作り方を参考にして家庭でも作って見て下さいね。

次回はニンジンのクミン炒めです。お楽しみに^^

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