Photo by (c)Tomo.Yun（http://www.yunphoto.net）
どーも、ケータです。今日もディ・モールト楽しく料理してますか？
今日は春を感じるパスタのご紹介。グリンピースとアサリのパスタです。
春はアサリを始め貝類が本気を出す季節。とっても貝類が美味しい季節でもあります。このどうやっても美味しいアサリと春の食材だけどいつも脇役になりがちなグリンピースを使ったパスタが本当に美味しいんですよ。
グリンピースが嫌いな私ですが、このパスタはわれながら美味しいなと思います。
それでは行ってみよう。
アサリを敬遠する最大の敵は、砂が噛んでいること
by an untrained eye
アサリってとってもとっても美味しいんですが、、、砂が噛んでいるんですよね。この砂があるために敬遠する人も多いはず。私も昔はそうでした。
しかしちゃんと正しい方法で砂だしを行えばこの砂を噛む確率はガクッと下がります。
やり方は簡単。浅いバットにアサリを入れ、１Ｌに対して大さじ２の塩を入れ溶いた食塩水をアサリが半分位浸るまで入れ、その上から濡らした新聞紙などで明かりをシャットアウトして数時間も置けば砂をピューっと吐き出してくれます。
これでアサリの砂出しは完璧です。
料理のポイント
簡単といってもコツはあります。グリンピースは油で直接ソテーしないこと。ほんのりとした優しい味と少し青い香りがグリーンピースの持ち味なので油で表面を火傷させてしまうと味わいが完全に死んでしまいます。
グリンピースを入れるタイミングはアサリのスープを入れた直後。このアサリのスープでグリーンピースを優しく柔らかく煮るんです。
材料（２人分量）
- パスタ（太さはお好みで） ・・・２００ｇ
- グリーンピース ・・・１３０ｇ
- アサリ（砂だし済のもの） ・・・１００ｇ
- ニンニク ・・・２片
- ローズマリー ・・・２枝
- 水 ・・・３００ｍｌ
- ピュアオリーブオイル ・・・大さじ４杯
- 塩 ・・・小さじ１／２
- エキストラバージンオリーブオイル お好みで
作り方
１．フライパンにオリーブオイルを入れて、弱火にかける。火加減についてはコチラの記事を参考にしてくださいね。ニンニクがキツネ色になってきたら枝つきのローズマリーを入れる。
２．ローズマリーの香りが立ったら水を入れ、塩小さじ１／２とグリンピースを入れる。この時火加減は弱火～中火の間位。
３．スープが沸いてきてスープにニンニクとローズマリーの香りが移ったらニンニクとローズマリーを取り出す。ニンニクを取り出したらアサリを入れ、アサリの口が開いたら取り出しておく。アサリを入れたままにしておくとアサリの身がカチカチに固くなり、味気も抜けてカスッカスなアサリの身になるのでここで別皿に取り出しておくって訳です。
グリーンピースが浸るくらいの水分をキープしながら柔らかくなるまで煮る。水分が減ったらその都度水を足してください。柔らかさの目安はスプーンの腹で押したときに簡単に潰れる程度が理想です。ここでグリーンピースをフォークやスプーンの腹で潰すと更に美味しいです。もちろんそのままでも構わないです。
４．火を止めてこれでパスタのベースは完成。
５．深い鍋に（３Ｌ程度入る鍋が理想的）３Ｌの湯と大さじ２の塩を入れ、パスタを茹でる。パスタの茹で方についてはこちらの記事を参考ください。今回塩の加減を減らしているのはアサリの塩味を加味して減らしてあります。
表示時間よりも２分前になったら１５０ｍｌほど茹で汁を取り置いてからパスタを引き上げる。
６．４のフライパンに取り出しておいたアサリを入れたら弱火にかけ、良く水気を切ったパスタを投入し優しくパスタをソースを絡める。水分が足りないなと思った時には先ほど５で取り置いた茹で汁で水分調整してくださいね。
仕上げにエキストラバージンオリーブオイルを大さじ２入れ軽く和えたらお皿に盛って完成。
今日のくくり
Photo by (c)Tomo.Yun（http://www.yunphoto.net）
旬の食材を使えばゴチャゴチャと手を加えなくてもシンプルに美味しい料理を作ることが出来ます。
パスタを作るのに大事なことは材料の火入れ加減と食材の特徴を上手に生かすこと、それに塩加減。これでどんな材料でも美味しいパスタに仕上がります。料理はなんでもちょっとした違いが大きな差を生むので、何度もトライして自分のものにしてくださいね。地道にやったら誰でも上達するのが料理のいいところでもあります。
アサリを使った簡単料理はアサリのワイン蒸しなんかも美味しいですよ。貝が美味しいこの季節にいっぱい堪能しちゃいましょ♪
参考→アサリのワイン蒸し イタリアンシェフから教わった簡単なやり方
それではディ・モールト楽しい料理をー。
