どーもケータです。
春食材を使ってのパスタがウマすぎて最近パスタ三昧です。そんな春の食材である桜海老を使ったパスタを今回はご紹介。
桜海老といえば脇役のイメージですが、今回はいつも2番手になりがちな桜海老をメインに据えてみました。
ガツン!とした味ではなく柔らかな春の雰囲気にぴったりです。
このパスタの決め手は桜海老
桜海老のパスタだけあって、桜海老は出来れば乾燥ではなく生のものを手に入れたいところ。
業務用スーパーなどの魚介類のコーナーで生の冷凍品(500g入り)のもの販売されています。もし近所に業務用スーパーが無いようなら乾燥のものでかまいません。
今回のポイント
桜海老は冷凍のものを使用するのでサッと炒めただけでは生臭さが残ってしまいます。魚介類や甲殻類の生臭さは火を加えることによっていい香りに変化するので、強火で炒めて生臭さを飛ばすようにしましょう。
この工程をちゃんと踏んでおかないとほんのり桜海老の生臭い香りがする味のぼんやりしたパスタになります。
材料(2人前分)
- スパゲッティ ・・・160g
- 桜海老(生の冷凍品)・・・100g
- ニンニク(みじん切り) ・・・小さじ1杯
- ピュアオリーブオイル ・・・大さじ2杯
- フレッシュトマト(完熟のもの)・・・1個
- 無塩バター ・・・20g
- アサリだし(なければ水)・・・100ml
- 焼き海苔 ・・・1/2枚
- 塩・白胡椒 ・・・適量
- お湯 ・・・2L
- 塩 ・・・大さじ軽く2杯(20g)
アサリの砂だしのやり方と出しの取り方はこちらの記事を参考にしてください。なければ水でも十分に美味しいものが出来ますよ。
参考→アサリの砂抜き 時間も手間もいらない簡単なやり方
参考→アサリのワイン蒸し イタリアンシェフから教わった簡単なやり方
出汁をとった後のアサリはおかずにすると一品浮きます。
ニンニクはみじん切りにしたものをオイル漬けにして冷蔵庫でストックしておくとすごい便利です。
参考→ニンニクオイルはおうちでストックしておくべき便利アイテム
作り方
1.アサリは砂だししてから白ワインと水、唐辛子、ニンニク、コンソメキューブでダシを取る。
2.ニンニクは皮をむき芽を取り除いた後にみじん切りにし、トマトは湯むきしたあと種を取り除き1cmのダイスカットにする。
3.焼き海苔はさっと炙って香りを生かしてから手で適当な大きさにちぎっておく。
4.深い寸胴鍋にお湯を張り、大さじ2杯の塩を入れパスタを茹でる。パスタを入れたら弱火で優しく茹でてください。標準茹で時間よりも2分前にお湯から引き上げてください。
5.フライパンにピュアオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れて弱火で炒める。ニンニクの香りが立ってキツネ色になったら水気を切った桜海老を入れ強火で炒める。ニンニクが焦げないように気をつけながら桜海老の水分が飛ぶように炒めるのがポイント。
桜海老の水分が飛んだらアサリだしを入れて中火で軽く煮たら火を止めて、トマトを加える。
6.5のフライパンにパスタを投入したら中火にし、バターを入れ軽く混ぜ合わせながらパスタと和え塩・白胡椒で味を整える。
器に盛って最後に3の焼き海苔を上からパラパラっとかけて完成。
今日のくくり
桜海老の香りと柔らかく上品な甘味とシャクシャクプチプチとした食感と、湯気とともに立ち上る炙った海苔の香ばしい香り。ぁぁ・・・・美味しい。
この桜海老と海苔の風味を引き立てるのには、バターのコクとトマトの爽やかな酸味がかかせません。簡単だけど誰もが唸る一品です。是非作ってみてくださいね。
それでは今日もディ・モールト美味しい料理を。