どーもケータです。今日もディ・モールト楽しく料理してますか?
今回は普段スープや付け合せに使うカリフラワーをメイン料理に!ってことでカリフラワーのひき肉包み煮とカリフラワーとベーコンのソテーの2種類を紹介したいと思います。
それではいってみよー。
目次
カリフラワーはブロッコリーの突然変異から生まれた?
カリフラワーはブロッコリー同様に花の蕾、花蕾(からい)の部分を食べる食材です。カリフラワーはブロッコリーの突然変異で誕生したというのが有力説とされてて、日本で普及したのは戦後になってからなので比較的新しい食材。
主にフレンチではこのカリフラワーを使った料理のことをデュバリー風と言い、ルイ15世の愛人デュバリーからこの名前がつけられました。デュバリーさんがカリフラワーが好きだった訳ではなく、ルイ15世が当時珍しかったカリフラワーを好物とし、彼女を愛していたためこの名がつけられたそうです。
最近出回っているロマネスコもカリフラワー
イタリアっ子が大好きな冬の味覚ロマネスコ。あれもれっきとしたカリフラワーの仲間。
見た目は掘削用のドリルみたいですが食べるとホクッとした食感の中にカリフラワー特有の甘味と風味が口のなか一杯に広がってその旨さに驚きます。もしスーパーにロマネスコがあればこのロマネスコを使って今回の2品を作ってみると更に料理の幅が広がりますよ。
カリフラワーのひき肉包み煮
鶏ミンチでカリフラワーを包み、柚子の効いた和風あんでいただくこの料理。洋の食材と和のダシとの素敵な素敵なマリアージュ。
カリフラワーの食感と甘味、そして鶏ひき肉滋味深い味わいが心まで温めてくれます。
材料(2人分)
カリフラワー ・・・・200g ■鶏だんごのタネ
鶏ミンチ ・・・200g 白ネギみじん切り・・・5cm分 水 ・・・大さじ1~2 清酒 ・・・大さじ1 片栗粉 ・・・大さじ1/2 生姜すりおろし・・・小さじ1/2 塩 ・・・小さじ1/4 ■和風あん
本だし顆粒(パッケージに書かれてる分量で作ったもの 400ml 清酒 ・・・大さじ3 本みりん ・・・大さじ1 塩 ・・・小さじ1/2 ■水溶き片栗粉
片栗粉 ・・・大さじ2 水 ・・・大さじ2 ■柚子の皮千切り ・・・適量
■接着用の片栗粉 ・・・適量
作り方
1.白ネギは流水でよく洗い、泥を落としてから割り箸で挟みこみ表面にナナメに包丁を入れる。そして裏っかえしてまた同じように先ほどと同じ方向にナナメに切れ込みを入れる。割り箸で挟むことで白ネギが蛇腹状に切れます。
表面にナナメの切り込みを入れたら、裏っ返して同じようにナナメに切れ込みを入れる。
割り箸を外し、この白ネギを右端から小口切りにすることで効率良くみじん切りを作ることが出来ます。
2.生姜は皮をスプーンでみみっちく削ぎ落とした後に擦りおろします。香りの成分は皮のすぐしたの真皮の部分に多く含まれるからなんですね。
3.ボールに鶏ミンチと塩を入れ、粘りがでるまで良く混ぜる。混ざったら水、酒、片栗粉を入れ調味料が馴染むまで良くかき混ぜる。ひき肉を混ぜるときはこういうネコの手のポーズでかき混ぜます。ピアノを習ってた人は分かりますよね?(笑)
そう、こんな感じがネコの手です。
これでミンチに味を馴染ませた後に白ネギと生姜の擦りおろしを加え更によく混ぜます。これで鶏ひき肉のネタの出来上がり。これをざっくりと8等分に分けておきます。
4.カリフラワーを小房にわける。カリフラワーを小さな小房(料理用語でブーケと言います)に分ける。
カリフラワーは結構複雑な構造をしているのでまずはこのカリフラワーの葉の部分をちぎって太い茎の部分を露出させます。
そしたらこんな感じになります。もはやブロッコリーのアルビノ種。さすが突然変異で出来ただけある。
軸を短く切った後に茎の切り口を上にして小さなブーケ状になるように茎に近い根元からカットします。
5.4の小房のカリフラワーの茎の部分に片栗粉をつけて先ほどの鶏ミンチタネをくっつける。片栗粉は接着剤の役割です。
こんな感じですね。
6.鍋にダシを入れ中火にかけ沸騰したら酒、みりん、塩を入れ、先ほど5で作ったカリフラワー肉だんごのミンチの部分を下にして入れる。こうすることで煮崩れを防ぐことが出来ます。空くが出たら取り除く。
フタをして15分弱火でコトコト煮たらカリフラワー肉だんごを取り出し、器に盛ってキープしておく。
7.先ほどの煮汁を中火にかけ沸騰させ、煮汁をかき混ぜながら水溶き片栗粉を入れる。再度沸騰してトロみがついたら柚子皮の千切りを入れて火を止める。
器に盛った肉だんごの上から優しく餡をかけて完成。めっちゃ旨そうですよ。コレ。
カリフラワーとベーコンのソテー
ガーリックを効かせたパンチのある味付けが食欲をそそります。コチラはご飯のおかずには勿論のこと、酒のアテやパンにもピッタリです。ベーコンの塩っ気がカリフラワーの甘味をグンッと引き立ててくれます。
材料(2人分)
カリフラワー・・・200g ベーコン・・・6枚 ピュアオリーブオイル・・・大さじ2 ニンニクみじん切り・・・・1片 ■塩・黒コショウ・・・適量
作り方
1.カリフラワーは先ほどのレシピと同様に余計な茎をポキポキ折って太い茎を露出させます。
ポキポキッとね。
このようなアルビノブロッコリー状態になったら茎を根元からカット。
こうやってカットしたほうが平らな面積が増えるので火の通りがよくなるから短時間にパパッと仕上げる炒め物に適した切り方です。
2.ベーコンは3等分に切る。
このような幅広い感じで3等分にカット
3.テフロンフライパンにオリーブオイルを入れ中火で熱し、カリフラワーを入れて両面美味しそうな焼き色が付くまでソテーする。
両面美味しそうな色が付いたらカリフラワーを端に寄せ、空いたスペースにベーコン、ニンニクのみじん切りを入れて弱火でベーコンがカリッとなるまでソテーし塩、胡椒で味を整えたら皿に美味しそうに盛り付けて完成。
今日のくくり
カリフラワーはどうやって料理したらいいか分からないので敬遠されがちですが、ブロッコリーには無い食感と濃厚な旨みと甘味を堪能することが出来ます。
火の入れ具合によって食感が全然違ってくるので自分の好みの固さを見つけてみるのも面白いですよ。
それでは、ディ・モールト美味しい料理を!