トマト 牛肉 タマネギで作る名店婆娑羅のトマトすき焼きのレシピ

すきやき画像

Photo by (c)Tomo.Yun(http://www.yunphoto.net)

どーもケータです。今日もディ・モールト楽しく料理してますか?

今日はミシュランの一つ星を獲得した京橋の名店婆娑羅の名物トマトすき焼き。日本人が大好きなあの甘辛いすき焼きの割り下にトマトの酸味とタマネギの甘味が絶妙な味わいを生み出します。

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すき焼き鍋で作らない。テフロンの鍋がベスト

鶏モモソテー

このすき焼きは通常のすき焼きとは違い、最初にオリーブオイルでニンニクを炒めてから作るイタリアンの調理法を用いた変わり鍋なので家庭でやる分にはテフロン加工された鍋で作るのがベストです。現に小山さんも一番これが使いやすかったのでという事でお店でもテフロン加工されてるものを使ってるそうです。

材料はシンプルこの上無し。

タマネギ画像

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すき焼きと言えば、焼き豆腐に長ネギ、キノコなどを想像するでしょうが、このトマトすき焼きの具は牛肉、トマト、タマネギというシンプルこの上無し。だからこそこういう料理は作るのが難しかったり、奥が深かったりするんですよね。

つけて食べる卵にも一工夫

卵画像

すき焼きは生卵をつけて食べるのがセオリーですが、このトマトすき焼きは、器にいれた生卵をサッと蒸しあげて温泉卵のようにしたものに具をつけて食べるのが婆娑羅のスタイルなんだそうです。そうすれば生卵が苦手な人でも抵抗なく卵をつけて食べることが出来ます。こういう考え方すごい勉強になる。

トマトすき焼きのポイント

トマト画像

あまり材料を煮すぎないこと。トマトとタマネギ、どちらもサッと火が入れば食べられるので、トマトは固さの残るくらいのレア、もしくは少し形が崩れたくらい。そしてタマネギはクタクタに柔らかく煮るよりもシャキシャキの食感が残ってる位で食べるのがベストです。

材料(2人分)

  • すき焼き用牛肉 ・・・400g
  • 完熟トマト ・・・2個
  • タマネギ  ・・・2個
  • バジル ・・・2枝
  • ニンニク ・・・1片
  • ■割り下(市販のすき焼きのタレでもOK)

  • 本みりん ・・・200ml
  • 清酒 ・・・50ml
  • 砂糖 ・・・お好みで
  • 濃口しょうゆ ・・・70ml
  • ■卵 ・・・2個
    ■ピュアオリーブオイル ・・・大さじ2
    ■シメのパスタ

  • フェットチーネ(無ければタリアテッレ) ・・・50g
  • 赤ワイン ・・・150ml
  • トマトピューレ ・・・150ml
  • バジル ・・・1枝
  • ■パルメザンチーズ ・・・お好みでどうぞ

    作り方

    1.割り下をつくる。鍋にみりん、酒を入れて火にかけ、沸かしてアルコールを飛ばす。火がついてフランベにならないように鍋の上空20cmの場所を手で扇ぎながらアルコールを飛ばす。

    アルコールが飛んだら好みで砂糖を入れて溶けたら醤油を加えて火を止める。すぐ火を止めるのは醤油の香りが飛んでしまわないようにするためです。

    2.小鉢に生卵を割り入れ、器ごと蒸し器に入れて1分ほど蒸す。

    3.トマトはヘタを取り除き、皮付きのまま6等分のくし切りにする。タマネギは縦半分にカットした後繊維を断つように厚さ1cmにカット。ニンニクは皮をむき縦半分にカットした後、芽を取り除き3mm幅の薄さに薄切りにする。
    たまねぎ切り方画像
    こんな感じで繊維を断つように切る。

    4.テフロンの鍋にオリーブオイルとニンニクを入れて中火にかけ、ニンニクがキツネ色になったらタマネギ、トマトを皮目を下にして入れ、割り下を注いだ後バジルを適当な大きさに手でちぎって入れる。

    5.トマトとタマネギの上に牛肉を乗せて牛肉に優しく火が入ったら食べ頃。そのまま食べるのも良し、2で作った卵に浸けて食べるのも良し。タマネギ、トマト、肉をお好みの煮加減で召し上がれ!

    シメはなんとパスタ!!

    パスタ画像

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    具を全部食べ終わったら普通ならうどんを入れるんですが、このトマト鍋のシメはなんとフェットチーネ。シメもイタリアンの風が吹いております。

    フェットチーネが無ければタリアテッレでも大丈夫ですんでお好みのものどうぞ。バリラかディ・チェコのものが販売されてると思います。
    ちなみにバリラのものは表面がツルッとしてるので食べやすいのはバリラ。ディ・チェコは表面がザラッとしててソースと良く絡みます。麺の粉感も楽しみたいという方はディ・チェコがオススメです。

    作り方

    1.先にフェットチーネを茹でる。塩加減はお湯1Lに対して塩大さじ2。大体標準茹で時間は7分程なので、3分程茹でたあとザルに打ち上げてくっつき防止のピュアオリーブオイルをかけて和えておく。

    2.具を食べ終わった鍋に残った割り下と赤ワインを加え中火にし、沸騰させてアルコールを飛ばす。アルコールが飛んだらトマトピューレ、ちぎったバジルを入れてバジルの香りをトマトソースに移す。好みでここにパルメザンを入れても美味しいです。

    3.茹でておいたフェットチーネを加えてソースと軽く和えながら煮たら完成。

    今日のくくり

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    もう、文句なしに最高のすき焼きです。このレシピがスタンダードなので好みでトマトをフルーツトマトに変えても良いでしょうし、タマネギも奥手と早生で味の違いを試してみるのも美味しいです。

    美味しい玉ねぎやトマトが欲しいけど選び方が分からないという向上心の塊のような方にはコチラの記事がとても参考になります。

    参考→タマネギの美味しい見分け方 女性に嬉しい効果がいっぱい
    参考→トマトの間違った選び方 赤いものが旨いというのは間違いだった

    いつものすき焼きだって少し調理の仕方を変えてあげるだけで激ウマすき焼きに変身します。こちらは女性に特にオススメです。

    参考→鉄鍋すき焼き 牛肉 白菜 長ネギを使った女性に嬉しい蒸し焼き風レシピ

    それではディ・モールト美味しい料理を!

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